北は北海道から南は沖縄まで9つの地区本部と62の支部から成り、日本における中国料理に携わる者の生活の指導及び援助並びに技能向上のための講習会等を行うことにより、就労支援、食資源の有効活用、食育事業の推進、国民の公衆衛生の向上などなど、表記をすると漢字ばかりがドえらい勢いで羅列してしまうお堅い雰囲気を醸し出すような活動を日夜積極的に行っております。
もちろん中華一筋厨房率いるKMOことチーフとイチナベさんもその協会の一員で毎日YouTubeのことばかり考えながらも積極的に活動をしています。(フリだけ)
そんな日本中国料理協会略して日中協が年に隔月で発刊している機関紙「圓卓」から素敵な賄いアイディアをこっそりパクって…いや頂戴しようと考えている姑息なKMOの2人。
しかもそれを何とかシリーズ化出来ないものかと企んでいる様子。
今朝も可愛いまかないガールズ達が出勤する前の仕込み激戦の大変なさ中、大量のバックナンバーを作業台に広げ、目隠しをして1冊選ぶというアホで幼稚でアイディアが全く浮かんでいないなと思わせるようなふざけた遊びを周りの厨房スタッフの永久凍土よりも冷たい視線をたっぷり受けながら選んだ一冊はまたもや2015年1/2月号という微妙な古さの圓卓。
さらにその中からアイディアをこっそりパクって…いや!相手に対して思いやりと誠意を持ち心をこめて頂戴しようと選んだ料理は麺の上にこれでもかと散りばめられた唐辛子がインパクト絶大、水戸の中華料理龍影さんの『汁なし担々麺』です。
ところで皆様ご存知でしたか?実は「坦々麺」ではなく「担々麺」が正しい表記なんです。凄く似た文字で、発音も同じなんですが、意味が全く違います。
たまに坦々麺と表記しているメニューを見ますが、全くもってややこしいですよね。
そもそも「担」の意味は担ぐです。肩に担ぐ。
しかし「坦」は、たいらとか、高低差のない。平坦な。などの意味。
元々担々麺の歴史は、中国四川省成都の方言からきているようで、「担担」は成都方言で天秤棒のことを指し、天秤棒の片側に炭を使う七輪と鍋を、もう一方に麺、調味料、食器、洗い桶などを吊して、担いで売り歩いたことから始まるようです。
もちろん天秤棒を担いで売るわけですから、スープなどは持てません。今日のような「汁なし」スタイルだったみたいですね。
また、日本での担々麺は、芝麻醤の濃厚な味が一般的ですが、本場成都の担々麺は豆板醤も芝麻醤も入らないようです。
因みにこの文章を打っている時も「坦々麺」と変換されてしまいます。
ややこしいです。
というわけで、鬼の顔と仏の心を持つショウ様が昨日の夜中にドンキホーテで購入してきた韓国唐辛子を丸美屋ののりたまの如くパラパラしまくった汁なし担々麺の美味さは如何に?!
中華一筋厨房は今日も賑やかで和やかです。
≪レシピ≫ 麺、炸醬、軟白葱、カシューナッツ、小松菜、胡麻、黒酢、豆豉、醤油、砂糖、辣油、花椒粉、辣椒粉、韓国粉唐辛子
先日プレゼントさせていただいた辣油2個セットですが、そろそろ皆様の手元に届いているようです。
召し上がってみたご感想などお聞かせ願えたら嬉しいと思っています。
引き続きメルカリではステッカーの販売をしておりますので覗いてみてください。
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決して安くはない価格なので申し訳ないのですが、ケータイ用アプリもありますので
気になった方は是非覗いてみてください。
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